2021年4月22日木曜日

2021/4/22  新たなスタート


 久しぶりの投稿です。

もうここに投稿する日は来ないと思っていたので、自分でもびっくりしています。



2019年10月10日がマイソール東京での最後の練習でした。

スタジオでの朝練もその日が最後になりました。

シャラでの私の姿を知っている人は、あんなに練習に来ていた人が急にいなくなった!?と不思議だったことでしょうね。。。


その日が最後になるなんて、その時は思ってもいなくて、ただ少し練習から離れてみようかなという気持ちでした。

練習から離れるなんてこと自体が初めてでしたけどね。



そして今週の月曜日、2021年4月19日に1年半ぶりにシャラでの朝練に復帰しました。

残念なことに大好きだったマイソール東京はコロナの影響でクローズしてしまったので、信頼できる人の新しいシャラに通うことにしたんです。

やっとまたアシュタンガに戻れる日がやってきました。

楽しくてワクワクしていますが、前の私とは違う感覚です。


アシュタンガを始めてからずっと、シャラから離れる日が来るなんて思ってもいないくらい、毎日楽しくてしょうがなかったのは事実ですが、それと同時に焦燥感を伴うのめり込む気持ちとアサナへの征服欲がありました。

私を突き動かすその気持ちのせいで、恐ろしいくらい一生懸命に練習を頑張ってきましたが、それが果たして正しいのか正しくないのかはわかりません。


もう自分を客観的に見ることができていなかったというのは、練習を離れてからやっとわかりました。

自分ができないことをできるようにしたくて、追いかけ続けていました。

できていないことよりも、あんなこともこんなこともできるようになっていたのに、全く見えてなかった。

週に6日欠かさず練習をして、しかも毎朝カポタは5回くらいやっていたんです。

やりすぎでしょ。笑。



とはいえ、なぜ1年半もヨガから離れることになったのか。

いや、むしろ復帰する日がきたことが奇跡です。自分としては。


離れる理由がいっぱい急にやってきました。

コロナが流行り始めた時期と同じ頃、病気ではないのですが、更年期関節痛?とやらになり、全身が不調になりました。

あまりにもあちこちが痛いのでリウマチかと思い検査したくらいです。

転んで膝の怪我をして、左膝軟骨損傷になったこと。

長年やってきた仕事とは違う仕事を始めたので、朝の時間が取りづらくなったこと。

シャラがクローズしてしまったこと。

家族がいるのでオンラインでの朝練は無理なこと。

その中でも一番の理由は、とにかく更年期症状の全身の関節痛がひどかったことですが、始まりから1年経ち、今月の頭頃から痛さが少し抜けてきました。

今でも手の強張りや膝の怪我は治らないですが、全身がだるいことが少し改善してきたらちょっと気持ちも上向きになりました。

そうしたら、シャラを離れてからの1年半の間の中で初めて、マットに立ちたい気持ちが湧いてきたんです。



この1年半の中で、家で何回かマットを敷いて練習してみたりはしましたが、どうしてセカンドなんかができていたのか??と不思議になるくらい、もう何もできなくなってしまいました。

それで、自分がやっていたことがすごいことだったんだなぁと思ったわけです。

どうしてそれをもっと楽しめなかったのかと。


不調が始まったのは朝練にいかなくなって半年くらい経ってからだったので、もしかしたらアシュタンガをやっていることで更年期症状が抑えられていたのかな。

自分を過大評価も過小評価もせずに淡々と見つめられていたら続けられていたのかなとかね。

とはいえ、もう練習を再開する日はないだろうと思いました。

突然終わる日が来るんだなと。


そんなこんなで後退どころかマイナスからのスタートだったので、復帰初日は軽めにスタンディングまでを練習しましたが、楽しくて最高の気分で、感動して涙が出ました。

練習の後の帰り道の体がふわふわして軽くなる感じ、なんとも言えないです。


これからは仕事の都合で週に2回ペースでしか通えないので、前よりも無理せずにゆっくりと味わいながら練習を楽しんでいきます。

奇しくもアシュタンガを始めた時から10年経っての再スタートとなりました。

これからはどんな自分を見つめていけるのかな。

この離れていた時間こそがヨガでした。

アサナだけがヨガじゃないということを身をもって学んだということでしょう。



あんなに好きだったことが悲しいことにしか思えなくなったのが本当に寂しかったので、またマットに立ちたいと思えるようになったのが何よりも幸せです。

私みたいに人間にはこういう時間が必要だと、神様が用意したのかもしれません。




2019年1月6日日曜日

2019/1/6   2018年の練習振り返り

2018年の練習振り返りをする前に去年の振り返り記事を読んでみた。
奇しくも同じ1月6日でした!

自分で書いているくせにブログに何を書いたかなんてけっこう忘れているので、自分で自分の記事を読むのは面白い。
去年の今日に書いた結論は、カポタは踵をつかめなくてもつかめてもどっちでもいいんだよということで。
カポタで頭がいっぱいの2017年だったようだ。

しかし、2018年も同じくカポタで頭がいっぱいの1年だった。
そして2019年も同じくカポタの1年になりそうな予感・・・




2018年は1〜6月までアキさん、7〜9月前半までアーネ先生、10月から12月はタリックの最後の指導。
11月中旬にはシャラート先生WSと盛りだくさんで、先生の指導にも恵まれた。

アキさん指導の半年間はほんとに言葉通りの鬼特訓(←嬉しい)、そのあとのアーネ先生も素晴らしい指導で、ものすごく充実してた。
タリックがいるときはかまわれない派(ノータリックともいう by Hちゃんの名言w)に属してるほうなので(←不満ではありません、念のためw)、それはそれで練習しやすいし、タリックは見てないようで見ているという高等技術を持っているサーティファイドティーチャーなので笑、ほんとにたまに声をかけられる指導がツボをおさえている。


自分の体調的には2月に右手の親指人差し指中指がこわばりと痺れるという状態になり、4月くらい?からは右股関節が痛くなり。
寄る年波には勝てない・・と思いつつも、鍼に行ったりしてみたりしてなんとか乗り越えようとしてみた。
手の強ばりも困るものの、練習にはさほど支障はなく、練習的には股間節が痛い方が問題だった。
右のアルダバッダパーダングシュターサナはできないし、フィニッシングのウルドヴァパドマーサナも手を使わないと組めなくなった。
8月の終わりには夏の練習の疲れがでたのか、ぎっくり腰になった。←お初です
9月に入ってから、ヨガ友に教えてもらった4スタンス理論の整体に行き、自分の身体のタイプを知り、それを練習に取り入れた。
これがなかなか凄い効果ありで。
股関節が痛くなったのはどうやら、自分に合っていない使い方を長年続けてきたせいらしく、4スタンス理論を意識して練習しはじめたら、少しずつ良くなってきた。
ところがそのかわりに、右手の強ばりの影響で右ひじが痛くなり、9月からだんだんダウンドッグができなくなる。ウッティタハスタパーダングシュターサナも右はできないし、スプタも右手が使えないので自分で組めなくなった。
ダウンドッグが5呼吸できないのでレッドクラスにでれなくなり、11月は週3パス!
もうね、ほんとに年取るってこういうことだよね。

といろいろあったものの、結果的に12月終わる時点で、右手の強ばりはやや改善(これは練習に直接は影響ない)、右ひじは12月に藁をもつかむ思いで行ったスポーツ医学外来のおかげで急激に改善。
ダウンドッグできるくらいに復活。
股関節もほぼ痛くなくなり、ウルドヴァパドマーサナは手を使わずに組めるようになった。
終わりよければ全て良し!というように、なんだかんだと不調も改善して2019年に突入できた。

2018年の一番のハイライトはなんといってもカポタで両手で踵を掴むことができたこと!
そして、それをタリックに報告して、次のアーサナのスプタバジュラーサナに進んだ。
2年11か月ぶりに進んだ。

あえて、カポタができるようになったとは言いません。
だって、できる人にはまだなってないのが実は今の現状で。
できた経験をしたからといって、次の日から違う人になったわけではなく、それまでと同じように四苦八苦する人のまま、年末を迎えてしまった。
進歩はしてる。内容は確実に変わってきてる。
3歩進んで2歩戻る?
いや、3歩戻ってる?

そんな毎日だけど、自分にしかわからない進歩はしている。それを励みに毎日練習してる。
去年の結論のカポタが掴めても掴めなくてもどちらでもいいんだ、から、掴めても何も世界は変わらないことを知った2018年だったなぁ。

変化はある日突然には来ない、でも自分の中の奥の奥のさらに奥の内側で誰も気づかないところで必ず何かが変わってる。
それを学んだかな。
自分だけにしかわからないことは自分だけが知っていればいい。
練習は自分のためにあるもので、誰に見せるものでもない。


自分がこんなに苦労していることをサクッと通り過ぎてしまう人が羨ましくないとは言わない。
でも、そんな時にはこの言葉を思い出すようにしてる。

簡単に手に入るもので価値のあるものがありますか?
by デヴィッド・スウェンソン


こんなに苦労して手にいれたものの価値は計り知れないよね。ほんとに。



明日からアキさん復帰で、また半年間の指導。
充実した半年になるにちがいないです。かつ鬼特訓でw







2018年11月25日日曜日

2018/11/25 カポタ記念日

久しぶりになってしまった。
いやもう、書きたいことがありすぎてうまく書けなかったとも言えるかも。
この2ヶ月間が色々と満載すぎた。


一見ヨガとは関係ないようだけど、スロージョグというランニングを始めた。これはぎっくり腰の後から始めたからまだ2ヶ月くらいなんだけど、ムーンデイと土曜の朝練がない日に走るようにしてる。
実はこれは練習にも役に立っている気がしていて、脚の強化につながっているのではと。

その成果なのかはわからないけれども・・・・・・
突然、カポタ記念日、自力で、両手でがっしりと踵を掴めた日がやって来たのだ!

それは忘れもしない11月5日。
一生忘れないよ、きっと。

右側だけ掴めてからすでに2ヶ月経過。このまま片手だけで終わるんじゃないかと思いつつも日々練習するしかないと言い聞かせて。

2年11カ月の間カポタに取り組み続けて、その間に2回手術をすることになり、半年くらいはカポタ練習ができなくなり。
でも練習できる日は少なくても5回はチャレンジして(本当はそんなにやってはいけないのです。3回くらいにしないと怪我をすると、師匠から言われてましたw)、それを週に5日続けた日々。
そもそも、ウルドヴァダヌラーサナが台形だった人がカポタをもらうところまで進んだことでさえ、自分で奇跡だと思ってたのに、踵をつかむなんて一生無理だし!って思ったのに。


経過は色々とあったのだけれど、もう細かく書くには色々ありすぎて。
その日は感動しすぎて感無量w
私のカポタはみんなからのアドバイスでできてると思ったもん。
毎日特訓してくれて、心が折れた時にも的確にアドバイスをくれたアキさん、腰の位置を立てたまま降りていけばできるよとアドバイスしてくれたNちゃん、降りて行くときに足が見えるようにするといいよとアドバイスしてくれたアイさん、いつも励ましあったヨガ友。アルネ先生の指導も本当に大きかった。あと少しで掴めそうな時に感覚を教えてくれたミワコさんのアジャスト。胸を開く意味と降りる時に足を見るということの重要性をタリックに最後に念押しされたし。

みんなに色々と教わって、助けられたからこそ、毎日できないことにしつこくチャレンジできた。一人じゃ絶対に辿り着けなかった。

そんなこんなで。



そして一番大きな収穫は、いつも先生が口を酸っぱくしていうこと、アーサナができることがヨガじゃない、進むことが目的ではないと。向き合う時間、向き合う自分を観察する時間がヨガなのだと。
それを本当に心の底から痛感したこと。

なぜなら、こんなに追い求めたことができた日が来ても、世界も私も何も変わらないことを知ったから。



うまく言えないんだけど、できたから何かが変わる訳ではない。昨日と今日の私は何も違いはなく、ただ淡々とまた毎日を過ごしていく。
何も変わらないことを知るためにここまでの日々があったのかもしれない。

ゴールが目的ではないのだ。ここまで向き合って来た時間が財産で、それが収穫だった。
諦めずに続けないときっとそれはわからないし、続けた人にしか見えない景色がある。
いつもそう思っていろんなことに取り組んでいる。
できるできないは結果だし、向き不向きがあるだろうし、かかる時間も労力も人それぞれだけど、諦めるということだけは自分の選択肢であり。だから私は自分にできることはとにかく諦めないことだと思ってる。




そして私あるあるだなぁと思っているのは、できたその日からすっかりできるようになる人ではなくw
カムアップができた時もそうだったけど。

2種類あると思う。できたらその日以降そのままできるようになる人と、一旦できても、できたりできなかったりを繰り返して進んで行く人と。
もちろん私は不器用な人なので後者です。



11月5日はゴールではなく、本当のスタートでした!







2018年9月24日月曜日

2018/9/23 カポターサナの到達50%

9月も後半にさしかかり。
気温はすっかり涼しくなってきて、朝が気持ちいい季節になってきた。
練習ではまだ汗をかける気温なのでまだまだ暑さを楽しんでます。

前回のぎっくり腰事件。
最初の痛みは3日間で峠をこえて、1週間後にはゆるゆるプライマリーができるくらいに。
周りの人の話を聞くと、1週間は寝たきりだったとか、1か月は太陽礼拝もやっとだった・・みたいな状態らしく、どうやら私のぎっくり腰はかなり軽かった模様。
そんな程度ですんだことにほんとに感謝ですよ。
それ以来、っていってもまだ1か月だけど、無理しないようになった(はず)
自分の限度は自分でケアしないといけないし、どこが痛くて疲れているかなんて、外から見てもわからないわけだから、他人にわかるわけがない。
休むことも練習のうち・・って前にも言ってたかもしれないけど、今度こそ、肝に銘じることにした。
今年、ハーフセンチュリーを迎えてしまうことだし(ひぃぃ)、これからも少しでも進歩していくためには無理は禁物。
大股で歩けなくても、小股でちょこちょこと進んでいくのだ。
そう、ちょこちょこでいいの、後退しないことが大事。
年齢的に練習の強度や進歩を諦めていく人もいるだろうけど、私は諦めない。
諦めたらそこで終わりなんだから。
いやでも身体は退化していくんだから、せめて気持ちだけは諦めたくない。
無理をしないのと、諦めるのは別問題。




そんなこんなで、少し身体を休ませた効果が早速出た。

2週間くらい前、つまりぎっくり腰から復帰してから1週間くらいかな?。

なんと・・・カポタの右側が!自力で!踵をがっつり掴めたー!!!
これは自分的にはすごいことで!
今までは、踵に指先がタッチするとか指が踵に届いた・・的なレベルであり。
しっかりと掴むのはアジャストして手伝ってもらわないとできなかったの。
だから、ほんとに初体験がやってきたわけで!

・・まあ、まだ左はそれからできてないけどね。
左はあと少しなんだよ〜


2016年の1月頭にカポタをもらって、途中で手術などがあったせいで半年前後中断したとはいえ、既に2年半も四苦八苦しつづけてきたカポタ。
同じ時期にカポタに突入した他の人はもちろんとっくに進んでいて、もはや後からカポタをもらった人たちにも追い越されてる中、うちのシャラでカポタをもらった人は、踵を自分で掴めないと次に進めないという暗黙のルールがあるので、ひたすらカポタで止まったまま練習し続けている。(うちでもらった人のみに適用されてるルールw)

先に進むことが練習の目的ではないので、できていないのに先に進む必要性があるのか?とつくづく最近は思う。
今向き合っているアーサナをしっかりと極めていくことに意味があると思うし、できないことには理由があるわけだから、まずはそれを今の課題としてクリアしていくこと。
そこに向き合うことがヨガなんだと思う。
さんざんカポタに向きあっているこの時間の中でほんとにいろんな自分を見てきているし、考えることもたくさん、楽しいことや悔しいこともたくさんあって、この時間を満喫している。

だから、掴めて嬉しかったのは次に進むためではなく、トライしていることに進化が出てきたから。



ここに来てカポタの変化がでてきたのは、ここの夏のアルネ先生の指導がとても大きい。
もちろん、ずーっと少しずつわからないくらいにミリ単位で進化はしてきているんだけども。 

アキさんの特訓でカポタの基礎を作って身体を少しずつ変えてきて、さらに動き方や深め方をアルネ先生が教えてくれた。
あ、ここでこっちの方向に動くのか・・とかね。

アルネ先生、ほんとにいい先生だったなぁ・・・
またいつか教わりたい。


右手で掴めた時に、最初に感じたのは、踵を掴むってこういう感覚なんだーってこと。
そして掴んだ後はおどろくほど肘が閉じやすくなるし、もう苦しくもない。
アキさんの教え通り、くるぶしを超えるところまで手を進ませることを意識してきた。
そこから持ち上がる感覚がやっとわかった時に掴めた。
持ち上がるというか、持ち上げるというか。斜め前方向に持ち上げる感じ?

左はまだ持ち上がりの感じが弱くて、かつ肘が開きすぎていて掴むところに移動させるには力の方向性がうまくとれず。。。。
あと、もう少し進まないとだめなのもわかってる
あと少しなんだよ〜

両手でちゃんと掴めた日が来たら、師匠にメールして報告したい!
その日のためにも諦めずに頑張ろう。


2018年8月26日日曜日

2018/8/26 夏の練習の締めくくりは

今日も最高気温36度予定の猛暑日。

暑い暑いと言いつつも夏の練習が楽しくてあっという間に8月も終わり。
すぐに秋が来て冬が来ちゃう。

この夏は練習も頑張ってたし、仕事もちょっと忙しく。
冗談みたいですけど、夏の締めくくりに最後にやって来たのはギックリ腰ww
一昨日の金曜レッドクラスの最中に人生初のギックリ腰になってしまいました!!





つくづく、やり過ぎる人なんだと今回ばかりは反省。
この2、3週間近く、正直いって身体は疲れてたし、攻め攻めの後屈練習で腰回りや骨盤がミシミシきてたのは自覚してた。
でもね、練習バカだから、腰痛なのかどうかわかんなかったし、硬いからしょうがないと言い聞かせた。

先月まで痛かった左肩甲骨あたりは痛くならない方法を見つけて、かなり治って来てたから、それも油断していた理由。
痛いところがなかったら、どんどんやるしかないよねっていうおバカな人です。




どういう状況だったかというと、レッドクラスでスタンディングのUtthita Parshvasahita(ウッティタハスタパーダングシュターサの脚を開いた状態)から脚を前に戻した時にそれが起きた。
戻した時になんか違和感が来て、ん??って思ったら、そのまま脚を上げてキープするはずが全く力が入らずキープできず。

そのから先は1mmたりとも後屈できないから、アップドッグのたびに気持ち悪い。
とはいえ、前屈は全く問題がないので、はたから見たら何の異変も気づかれないくらい。
単に後屈苦手な鉄板背中な人になってるだけという。
だって、あまりにもアップドッグをちゃんとできてないから、途中でアルネ先生に押されちゃったもん。流石に腰が痛いからって言ったけど。

そんな状態になりながらも一応レッドは最後までやった。
できないだろうアーサナは予想がつくのはアップドッグ、パールシュボッターナーサナ、ガルバピンダーサナのローリング、チャクラーサナ、セツバンダーサナ、ウルドヴァダヌラーサナ。
これらは予想どおり、腰に力が使えないと無理で。
え、これも?というのは、サルバンガーサナとシルシアーサナ。



そして練習後の移動は本当に大変で、駅まで10分で歩くところを約30分かかり、仕事にも行かなきゃいけないし、痛いし、こんな羽目になった自分が情けないしで悲しくてしょうがなかった。

そのままとりあえず整形外科に行き、痛み止めの飲み薬と貼り薬を処方してもらい、金曜は仕事。
翌日の朝、ましになるかと思いきや、金曜よりも動けなかったので、朝一の仕事だけをして夕方の仕事は休ませてもらった。
お昼に鍼に駆け込んで、これがだいぶ効いた。マジであの先生はやはりすごい。

土曜はそのまま午後に帰宅できたから、久しぶりに、大げさでなく、本当に久しぶりに家でゆっくりできた。
痛さのゴールが少し見えて来て、家でゆっくりできたおかげで、気持ち的にもちょっと前向きになって来たし。

今日の日曜はムーンデイなので練習お休みだったし、ちょうどよかった。
朝練ないと朝の時間って、こんなにあるの??笑





今回のことは必要なことだったんだなぁと今では思う。
自分を自覚するべきだし、練習に対しての向き合い方ももう少し冷静にコントロールすべき。
ストレス回避をするために、日常生活をハードにしすぎて紛らわすという自分の傾向がありまして。
今回、ちょっとそのループにもハマってしまっていた。

あと、攻め攻めの後屈練習で、ちょっと負担がかかっていたのも事実だし、アキさんにもいつもそう言われているのに、先生に対してきちんとそれを伝えなきゃいけなかった。
言い訳すると、アルネ先生は日本語ができないから、詳しく説明できないのが面倒だったともいうw

そして、周りの人たちがとても親切に心配してくれて、みんなの優しさに感動した・・
私もみんなみたいに優しさのある、いい人になんなきゃ・・




夏の練習の終わりにいい経験をしたのかなと思えるようになった、ギックリ腰3日目でした!










2018年7月28日土曜日

2018/7/28 アルネ先生の指導

アルネ先生の指導になって3週間ほど。

来てからすぐに感じてはいたけど、アルネ先生はかなりすごい。
今までいろんな外国人代行先生はいたし、みんな素晴らしい先生だけど、その中でも今回のアルネ先生が私は一番好きかも。

佇まいは静かで穏やかなんだけど、すごく見てる。
さりげなくアドバイスをして通り過ぎるときのポイントもツボ。
とにかく全体をきちんと見てるし見逃しやすい細かいポイントも指導している。
それは例えば指導に入りやすいアーサナではないところもってことで。
ちょっとした足の位置とかドリシティとか。



あ、そうだったよね・・ということもあれば、え、そうだったの?ということも。


直してもらってすごく良かったのはシルシアーサナとブジャピダーサナ。

シルシアーサナは手の組み方が基本的に違ってた!おーい!ずっとそれでやってましたけど・・・
何が違うかというと、今まで手をしっかりと組んだ感じだったのを、まず下側にある小指は内側に閉まって、掌は開く感じで頭を包み込むように。
そのほうが上がっていくときに脚をしっかりとまっすぐに伸ばして上がりやすいし、バンダを使ってる感じがある。

ブジャピダーサナは、降りていくときにとにかく背中をまっすぐに!
まっすぐにしているつもりだったけどまだまだだったw
だって言われた通りに、さらにまっすぐを意識してやったらなんだか違う感覚がやって来た。
そもそも3~4年前は床におでこしかつけなくて、それをなんとか段々と顎をつけられるのを目指して来たけど、鼻先まで来たけどなかなかその先の顎にいけなくて。
そしたら、今回の指導の結果、背中をとにかく伸ばすと自然と今までよりも格段に胸から床に近いところに降りていけるようになって顔を今までよりもさらに低い位置から降ろせるようになった。

あと細かい指導点といえば、アップドッグでのドリシティ。
気づかないうちに天井を見るようになってた←ドリシティは鼻先。
アルネ先生は呼吸やドリシティをすごくきっちりと教えてくれるところも良い。

カポタのアジャストももちろんすごくいい。
無理させずに正しい位置を教えながらって感じかな。
腰や肩のポジションをわかりやすく指導してれるので、自分一人で練習するときに再現しやすい。
それってすごく大事で。
だって結局は先生なしでも自分でできるようにしないといけないわけで。
カポタとかも、先生が手を持っていって踵をつかませても、それは自分で掴んだのとは違う。
どうやったら自分で掴めるようになるのかを指導してくれる先生がいいと思う。

そうそうあと、これを忘れちゃいけない。
ガルバピンダーサナの「正しい脚の組み方」を教えてくれた。
文章で伝わるかは不明だけど一応記録として。
まずジャンプスルーしてから脚をしっかりと前に揃えて伸ばしてダンダーサナの体制になる。その時に骨盤をしっかりと立てるイメージ。
(↑これ、実は大事なポイント。ジャンプスルーしてからそのまま脚を組み始めちゃう人が多いと思うけど違うらしい。
アキさんもレッドの時に、きちんと脚揃えて伸ばしてー!って必ず言っていて。それにはちゃんと意味があるんだと知りました)

右脚をしっかり組む。足先が左鼠蹊部に沿うように。
左脚も同じようにしっかりと組む。
こんなにがっちり組んで隙間ある??っていう段階w
このパドマの状態で脚を上に持ち上げて右側の隙間に手を入れる。上に持ち上げることで隙間が現れる。
さらにこの時のコツは、パドマをスクイーズする感じ?縦に絞るというか?
そうすると左側の隙間は超余裕で空いているから驚いた!
今までは右を入れるのよりも左を入れる方に苦労していたから。
しかも、私のイメージ的にはしっかりとパドマを組むと隙間が出来ない気がして、若干緩めに組むようにしていたから。
逆じゃないですか・・・


アルネ先生は8月いっぱいの予定なんだけど、また来て欲しい先生です。
あと1ヶ月、怪我しないようにしていっぱい指導してもらおう!











2018年7月1日日曜日

2018/7/1 師匠がいなくても練習は続く

6月が終わる前に梅雨明けするなんて誰が思いますか???
という感じであっという間に7月。

だって、前回の記事では、梅雨入りですね〜なんて書いてたくらいで・・・


6月22日でアキさんの指導が終わった。
終わるまでの1ヶ月くらいはカウントダウン祭りになっていて(自分の中で)、結構頑張って練習したのでちょっと左の肩甲骨を痛め気味ではあったかな。
本当のラストデイはレッドクラスなので、その前の木曜が最後のカポタデイ。
でも直前にまた左肩甲骨が悪化したから最後の日を頑張るためにだましだまし練習。
で、最後の木曜は、なんと、一番伸びない有様・・・笑

でもね、アキさんがその時に言ってくれた言葉がなかなかニクい。
「最後だから思い切りがっつりやりたかったのに、なんと今日は全く伸びない日です・・・とほほ泣」
「そういう日もあるよ!ここまで頑張ってきたからだよね!」

もうね、ラストのレッドクラスはチャンティングから涙が溢れそうになってた、実は。
いつものお約束で最後にハグハグしてさよならした時ももちろん涙が出た。





師匠、本当に心のこもった指導を半年間ありがとうございました!!
今回のこの半年間でのカポタの変化を素晴らしいと言ってくれたけど、それは全て指導があったおかげ。ゴールが見えない道をただ進むしかない私が続けられるのも信頼しているアキさんの存在なんだなぁ。
カポタで止まっている時間からいろんなことを学んでいるし、楽しいし、全然やる気も減ることがない。
簡単にできないからこそ200%楽しませてもらっちゃってるよ、カポタ様。
できちゃう人にはわかんないだろうなぁ。いろんなことを考えたり、研究したり、検索したり、試してみたり、成功したり、失敗したり。喜びがあったり涙もあったり。
やばない?カポタ!!

アーサナが進むことよりも止まっている時間こそがヨガなんだよって、アキさんが言ってくれたけど、真実だな。
体が硬い人こそアシュタンガの恩恵を受けられるよ、ほんとにオススメ。
できる人ができることをしたってなんの閃きもないけど、できないことをできるようにしていく幸せったらない。

半年間の指導が終わる前は半年って早いなーってカウントダウンしてたけど、今は次の指導までのカウントダウン。
きっとまたあっという間の半年だろうから、次に会うときまでにどんな練習ができるか。
いないときにこそ、指導された練習を続けることが大事なのだ。




アキさんがいなくなってからの1週間はとりあえず体を休めて、痛みを取ることに専念することにした。
アーサナはラグヴァジュラまで、ウルドヴァダヌラーサナで痛みを確認して、ドロップバックもなしで。
1週間、そんな感じで休ませたので、今朝は久しぶりに痛くない練習。
1週間ぶりにカポタとバックベンドを再開。
休ませたおかげかなかなかいい感触で始められたのでまず初日としては満足。
とにかく怪我しないように進んでいかねば。




明日からメキシコ人代行先生が来る。
この夏の練習、どう変われるか自分でもちょっと楽しみなのです。